風の谷の魔法学校

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【風の谷の魔法学校】

夏の終わりの魔法学校は
炎に纏わる授業を行った。

5月から始まった風の谷の魔法学校。
8月は夏休みスペシャル、
夕暮れからのスタート!

授業が終わり保護者も交えて親睦会を行い、子供達は親とは離れ別の場所で
炎🔥を囲む時間を過ごした。

10年以上自然任せで育ったガーデンにて、
子供たちがいつのまにか
植物と仲良しになっていくプログラム。

庭で過ごす彼らは、
時間の経過と共に心が解け
親からも離れ
小さな一人の人として、
自分らしく自由に、、
そしてキラキラした瞳で、
表情も豊かに変わっていく。

庭に住んでいる薬草たちと子供を繋ぐ
体験授業。

子供時代はあっという間に過ぎ去っていく。
その限られた尊い時間の中で、
一歩その月のテーマの植物と
深くか関わる。
その植物との出会いは
その子の感受性や、探究心を促し、
植物の不思議さ感動は、
全てその子の子供時代の
宝物となる。

この小さな庭の草花たちから感じ、学んで欲しいと願う。

私の役目はこの庭や何処かの森で
人と植物を繋ぐこと。

ガーデンの自然環境を安全に整え、
学びの場を子供たちに提供すること。
また子供たちだけではなく、
訪れた方々が植物を通じて
自分を取り戻すところ。

++++++

さて、8月の活動風景は、、、
庭のシンボルツリーには、夏になると、毎日様々な虫たちがやってきて、虫たちの社交場、出会いの場となって居る様だが、その日は、全く虫の姿が見られない。「あら!みんな今日は残念だね、、いつもは、クワガタや蝶が羽根を休めてその姿が見られるんだけど。」

私は、「夕食の後、また夜の様子を見に来てみましょう!」と言った。

その通りまた再度大きなシンボルツリーへ生徒たちと灯りを持って虫たちの様子を見に行くと、やはり全く居ない。
「今日は、みなさんが賑やかだからびっくりして別の場所へ移動しちゃったかもね!」と言ったとたん、一人の少年が高い枝に巻きついている蛇の姿を見つけた!
「先生へびだー!」
その場は、すっかり盛り上がって、スポットライトに照らされた蛇は、人間達を見下ろしながらどんな風に思っていたのかな。

今月は秋の植物との出会い。
また子供達のキラキラした瞳と、
感動に携わる時間がわたしも嬉しくて仕方ない。

バウム校長より

※今年の体験授業や生徒募集は
人数に達した為、終了いたしました。
また来年の春に、生徒募集の日程をお知らせできる予定です。